まぶたの手術で一番ポピュラーな「眼瞼下垂手術」。
美容クリニックでは「目の開きを良くする手術」と宣伝しているようです。
確かに若い方でも眼瞼下垂の場合もありますが、ほとんどの場合は加齢による変化です。
そして手術をしないと治りません。
最近は「切らない手術」と宣伝しているものもありますが、適応はかなり狭く再発も多いでしょうから、現実的にはまぶたを1~3cm切開する術式がほとんどでしょう。
上の写真は、切開した眼瞼下垂術後の標準的な経過です。
耐えられないくらいの腫れはありますか?
顕微鏡を使えばそこまで腫れません(しかし、まぶたがもともと厚ぼったい方は術後の腫れも強い傾向があります)。
眼瞼下垂でも様々な術式がありますが、私は9割くらいの症例で「挙筋腱膜前転」という術式を用います。
「挙筋腱膜前転」とは「挙筋腱膜」を「前転」する術式です。
まぶたを上げる筋肉は「挙筋腱膜」と「ミュラー筋」がありますが、そのうちの「挙筋腱膜」のみ操作して短縮するのが「挙筋腱膜前転」です。
他の術式と比べて体に侵襲が少なく、かつ安定した結果が出るために私はこの術式を用いています。
他の術式に関してはまた別の機会で。
時間:約1時間(両側)
金額:約15000円(1割負担) 約45000円(3割負担)(両側)
リスク:内出血、術後腫脹、再手術
埼玉県 Pelle Salone
https://www.pelle-salone.com
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