退行性下眼瞼内反症 治療 Lateral Tarsal Strip

目もとの美容

退行性下眼瞼内反症はまぶたのゆるみが原因でJones変法は筋肉のゆるみを取る手術、というところまでは前回お話ししました。

下眼瞼内反症の原因である「ゆるみ」とは、筋肉(LER)だけではありません。

まぶたの縁にある「瞼板」は、つり橋のように周りから引っ張られていますが、縦方向に引っ張ってくれているのが筋肉であるLER、そして横方向に引っ張ってくれているのが靭帯です。

この靭帯は瞼板の内側と外側の両端から出て浅層と深層の2層に分かれ眼窩骨(眼球を取り囲む骨)に付着し、横方向に瞼板を固定しています。

内側(目頭側)の靭帯を内眥靭帯(ないしじんたい)、外側(目尻側)の靭帯を外眥靭帯(がいしじんたい)といいます。

加齢とともに、内眥靭帯と外眥靭帯が何回か穿いた下着のゴム紐のように伸びてきます。

そうなると、眼球にぴったりとくっついていた瞼板が不安定になります。

瞼板が不安定になると、まぶたが外反(外側に反り返る)する場合と内反(内側に反り返る)する場合がありますが、人種の差がありアジア人内反することが多いです。

まとめると、まぶたの筋肉と靭帯が緩むことにより下眼瞼内反症にになります。

 

逆に言うと、下眼瞼内反症になっている方はまぶたの筋肉と靭帯のゆるんでいる部分を矯正しないと治りません。

ゆるみが筋肉のみの場合はJones変法のみですべて治るものの、靭帯も緩んでいる場合はJones変法のみの場合は再発率が10%であるというデータがあります。

再発した場合は靭帯のゆるみが強いということになりますから、靭帯のゆるみを取る手術、Lateral Tarsal Strip(LTS)が必要になります。

LTSとは、シンプルに言うと「外眥靭帯を切断して外側の眼窩骨膜と瞼板を縫い合わせる」ということになります。

日本語に当てはめると「外眼角形成術」になります。

ただ、外眼角形成術は英語のcanthopexy(靭帯を切らない)とcanthoplasty(靭帯を切る)両方を指すことになるのでLTS=外眼角形成術、ではありません。外眼角形成術の術式の一つがLTS、ということになります。

筋肉と靭帯両方ゆるんでいる場合でもJones変法とLTSを同時に行うと再発はほとんどありません(2%)。

ただ、LTSの弱点は術後の腫れと痛み、です。

そのため、Jones変法を施行して再発した方のみLTSを施行します。

動画はこちら↓

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時間:約20分(片側)

金額:約4500円(1割負担) 約13500円(3割負担)(片側)

リスク:内出血、術後腫脹、再手術

埼玉県 Pelle Salone

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