緑内障治療の点眼薬でも眼瞼下垂になる

目もとの美容

年間約200件くらい手術している眼瞼下垂ですが、原因もいろいろあります。

最も多いのはもちろん加齢です。

アンダーウェアを何回か穿いた後にゴムが伸びているのと一緒で、加齢とともにまぶたを上げる筋肉が緩みまぶたが下がる、つまり「眼瞼下垂」の状態になります。

他にも様々な原因はあります。すこし専門的になりますので、私が医学雑誌に投稿した文章の一部をこちらへリンクさせておきます。ご覧になりたい方はどうぞ。

眼瞼下垂になる原因の中で眼科医の中では当たり前のこととして認識されているのが、緑内障治療に使用される点眼薬です。

その中でもプロスタグランジン(PG)製剤が問題となります。

PG製剤は、緑内障治療の効果としては定評があるのですが、

① まぶたの皮膚に色素が沈着し黒ずむ。

① 睫毛が伸びる、剛毛化する。

② 上まぶたがくぼむ(まぶたの脂肪が委縮するため)。

③ まぶたが下がる(眼瞼下垂になる)。

という、PAP(prostaglandin assiciated periorbitopathy)と呼ばれるまぶたへの副作用があります。

プロスタグラン製剤も何種類かありますが、有名なものではラタノプロスト、トラボプロスト、ビマトプロストがあります。

ビマトプロストはまつ毛を伸ばす薬として美容クリニックで販売されています。

その中で眼瞼下垂になる割合はラタノプロストが7.1%、トラボプロストが20%、そしてビマトプロストに関しては46.7%つまり点眼をしている患者さんの約半数が眼瞼下垂になるというデータが出ています。(出典 Murat et al:Prostaglandin associated periorbitopathy patients using bimatoprost, latanoprost, and travoprost clinical and experimental ophthalmology 2014)

長年PG製剤をつけていた方は上の写真のような典型的な顔になるため、私のようにまぶたの手術を生業にしている人間からしたら一目瞭然です。

以前の日本の首相もそうだったと思います。

点眼を中止したら改善すると報告している論文もありますが、私の臨床経験では中止しても改善しない事がほとんどですし、しかも緑内障治療は一生続きますから点眼を中止できません。

そのため、治療は手術になります。

実際に手術をしてみると、明らかにまぶたを上げる筋肉が薄いことが多いです。

しっかりと顕微鏡を使用して手術しないと難しいと思います。

私はまぶたの手術はほぼすべて顕微鏡を使用し丁寧に行います。

時間:約1時間(両側)

金額:約15000円(1割負担) 約45000円(3割負担)(両側)

リスク:内出血、術後腫脹、再手術

埼玉県 Pelle Salone

久喜・白岡の美容クリニックPelle Salone:フォトフェイシャル、しわ注射、アートメイク、眼瞼下垂や二重、クマ取りなどの眼形成手術。
フォトフェイシャルによるシミ、そばかす、ドライアイのレーザー治療。ボツリヌス毒素やヒアルロン酸注射による目尻、眉間、おでこのしわ治療。眉毛、アイラインなどのアートメイク。眼瞼下垂、二重などの眼形成手術。目もとの治療に特化したクリニックです。
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