効果的な「麻酔」とは?

アートメイク

私が己の全存在をかけて毎回向き合っている年間500件以上の手術ですが、手術前に必ず行う、とても大事なことがあります。

それは「麻酔」です。

「麻酔」は痛みを感じる神経を鈍感にさせます。

「神経」は皮膚に向かって伸びていき「表皮」の下の「真皮の浅い層(真皮浅層)」に分布しますが、真皮浅層でたくさん枝分かれします。

神経を表面で枝分かれさせて密にすることで痛覚を敏感にし、自分の体を外界の刺激から守っているのです。

つまり、手術時に痛みを最小限にするには真皮浅層に麻酔を効かせる必要があります。

この時大事なのは、麻酔をする際注射針を真皮の深い層(真皮深層)に刺入しない事です。

なぜなら深い層に存在している太い血管に針が当たった場合、ひどい内出血が起きる可能性があるからです。

皮膚が特に薄いまぶたの場合、表皮の厚みは0.2mm。

正確に麻酔の針をコントロールするのは、肉眼ではまず無理です。

私は麻酔時も顕微鏡を使用して正確なコントロールに努めています。

 

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